サプライチェーン職として入社できる外資系企業をまとめました①

就活

本記事では、一般企業における職種にサプライチェーンに関わる職種がある企業をまとめました。これから就職活動を進める方や、サプライチェーン職に興味のある方は、これを機会に知っておきましょう。

  • サプライチェーン職として、新卒で入社できる企業は?
  • そもそもサプライチェーン職って何?
  • 新卒でも職種選んで入社できるの?

こんな悩みを持つ方に向けて解説していきます。

サプライチェーン職として入社できる外資系メーカー企業をまとめました

結論として、メーカーコンサルティングファームにはサプライチェーンに関係する職種がある企業が多いです。そのため、企業数で言うと膨大になります。多くの企業に物流・製造の部門が存在し、新卒採用であっても、部門を選んで企業選択できる、部門別採用が増えています。今回は、その中でも、

に絞って、3社紹介します。

その1:ジョンソン&ジョンソン

どんな会社か?

ジョンソン&ジョンソン(Johnson & Johnson)は、アメリカ合衆国に本社を置く多国籍企業で、世界的な医薬品、医療機器、消費財の製造・販売を行っています。1886年に創業され、現在では世界中で様々な製品を提供しています。

サプライチェーン職でどんなことをするか?

引用:J&J 新卒採用 https://www.jnj.co.jp/careers/newgrads

上記の図のように、物流や製造の観点で業務に取り組みます。上記の写真のように、複数の部門に分かれておりますが、それぞれの部門からサプライチェーンを発展させることが仕事となります。

具体的な仕事内容は、以下の通りです。

  • 新型コロナのような混乱が起きた際の、顧客に製品を安定的に送るための対応
  • 積載率の向上
  • 輸送費用のコストダウン
  • CO2排出量の削減
  • 輸送のリードタイムの短縮
  • DXの推進
参考:J&J 社員インタビュー https://www.jnj.co.jp/careers/interview/10/

①物流をいかに効率化するか、という観点と、②中長期的に安定供給をするためにはどうすればよいか、という点から、物流製造の仕組みを整える仕事を担っています。

その2:日本ロレアル

どんな会社なのか?

ロレアル(L’Oréal)は、世界最大級の化粧品・美容製品メーカーであり、フランスに本社を置く国際的な企業です。1909年にフランスのエウジェン・シュレールによって設立されました。ロレアルは、化粧品、スキンケア製品、ヘアケア製品、香水などの幅広い製品を提供しています。

サプライチェーン職でどんなことをするのか?

以下、仕事内容です。

顧客の求める商品を期日までに必要な個数、最高の状態でお届けすることを目指し、製品の受注から生産・輸入・配送・売り場までのモノの流れを一貫して担当する職種です。

(引用:日本ロレアル 職種のご紹介 https://www.loreal.com/ja-jp/japan/articles/human-relations/recruiting-campus/

納期までに確実に製品を届けるために、生産から消費までのプロセスを一貫して担当する仕事を担っています。

その3:ネスレ

どんな会社なのか?

ネスレ(Nestlé)は、スイスに本社を置く世界最大級の食品・飲料会社です。1866年にヘンリー・ネスレ(Henri Nestlé)によって創業され、現在は世界中で200以上の国や地域で事業を展開しています。

サプライチェーン職でどんなことをするのか?

マーケティング、営業、生産の各部門が緊密に連携し、業務を進めます。

具体的な活動としては、

  • 現実的な需要・供給計画の立案
  • 原材料の仕入れ
  • 海外ネスレグループからの輸入による製品・原材料の調達
  • 工場や輸入倉庫から配送センターへの製品の補充業務
  • 顧客からの受注と出荷業務

などを行っています。

SCMの活動は、全身に血液を送る動脈のようなもので、計画の立案から各供給業務のどこか一箇所でも滞ると、会社のビジネスに大きな支障をきたします。その為、SCMの安定した活動をネスレではコア・コンピタンスと位置付け、競合の中での優位性(消費者の要求を満たすこと)をSCMによって確保することとしています。

(引用:ネスレ サプライチェーン/調達 https://www.nestle.co.jp/jobs/career-area/supply-chain-procurement)

グローバルな視点で対応するために、国内物流だけでなく、世界規模の購買チームとの連携が求められます。また、企業内で「サプライチェーンの価値」を高く位置づけており、重要な役割を担っています。

まとめ

この記事では、外資系企業のサプライチェーン職として入社できる企業をまとめました。サプライチェーン職は、調達・生産・物流・販売からなるサプライチェーンを一貫して管理する職種です。新卒採用において、部門別採用が増えており、今後はますます、サプライチェーン職としての企業選びの選択肢が増えていくかもしれません。

今回紹介したのは、外資系企業のみでしたが、日系企業のサプライチェーン職についても、今後情報発信していきます!

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